リンク:audiobook.jpトップページに戻る

九年の歳月をかけて完結!「源氏語り五十四帖」解説:三田村雅子 朗読:幸田弘子(会場:彩の国さいたま芸術劇場)

「源氏語り五十四帖」は、「彩の国さいたま芸術劇場」が文化庁芸術拠点形成事業として平成13年より9年がかりで、五十四帖全作品をとりあげて好評を博した公演の貴重な記録です。

難解な古典文学をわかりやすく、身近な出来事のように読み解く三田村雅子先生の解説。そして紫式部の名文を表情豊かに<生きた古典のことば>で伝える幸田弘子さんの朗読。平安時代のロマン溢れる『源氏物語』の世界が、現代にいきいきと蘇る作品となっております。

※特典として、毎回、公演時配布されたオリジナルテキストを進呈いたします。

作品リスト

作品は隔週水曜の正午より配信開始します。

  1. 書影画像

    1. 源氏語り五十四帖 第一回 桐壺

    2. 価格:1,620円(税込)
    3. 源氏物語の始発の巻である『桐壺』巻。
  2. 書影画像

    1. 源氏語り五十四帖 第二回 雨夜の品定め

    2. 価格:1,620円(税込)
    3. 『帚木』巻より、「雨夜の品定め」は、十七歳となった光源氏が恋の冒険に乗り出そうとするそのきっかけともなった、男たちの女性評論の場面です。宮廷の雨の夜に繰り広げられる男たちの遠慮のない女性こきおろしの評を読みながら、なぜ光源氏の物語の始めに、これほど女性に辛辣な評が書かれるのかを見ていきます。今後の物語の展開にもつながる重要な場面です。
  3. 書影画像

    1. 源氏語り五十四帖 第三回 空蝉

    2. 価格:1,620円(税込)
    3. 『帚木』巻の後半から『空蝉』巻にかけての空蝉の物語です。年取った受領の後妻として暮らしていた、容貌も美しくない空蝉という女が、なぜ光源氏の心をとらえたのか。空蝉の激しいプライドと、光源氏の若さがすれ違う緊迫した場面をお楽しみください。
  4. 書影画像

    1. 源氏語り五十四帖 第四回 夕顔

    2. 価格:1,620円(税込)
    3. 夕闇の中に白く咲き、明け方には枯れてしまう夕顔の花のはかない印象は、この花の咲く五条の宿の謎の女性との関係を象徴しているようです。光源氏は宿の粗末なようすから、最初は侮って名前もなのらず、覆面で顔を隠したまま通い続けますが、次第に女のやさしい柔らかさに溺れていきます。「なにがし院」への恋の逃避行の果てに、思いもかけぬ結末が訪れます。光源氏若き日の無謀な恋のあやうさとそれゆえの戦きをご堪能ください。
  5. 書影画像

    1. 源氏語り五十四帖 第五回 若紫

    2. 価格:1,620円(税込)
    3. 有名な光源氏と紫上との出会いを語る巻です。光源氏が北山の僧坊で、藤壺生き写しの少女と出会い、その少女を奪うように強引に我が物にするまでのスリリングな展開は、藤壺との関係の危険な深まりと呼応・同調しています。父の妃藤壺と密通するというただでさえあってはならない関係に、さらに彼女が不義の子を宿すという深刻な事情が付け加わります。少女と光源氏の無垢な信頼関係は、その裏側に、苦悩に満ちた関係を揺影させているからこそ、一層切実に希求されなければならなかったのでしょう。
  6. 書影画像

    1. 源氏語り五十四帖 第六回 末摘花

    2. 価格:1,620円(税込)
    3. 光源氏は不毛な愛の葛藤に苦しんでいたころ、実はもう一人女性を口説き続けていました。末摘花です。常陸宮の姫君で、当時美人の第一条件とされていた髪が長くて美しい上に、琴という幻の楽器の名手でさえあるというのですから、光源氏が夢中になるのも無理ありません。おまけにライバルの頭中将までこの姫君に夢中のようで、光源氏も負けてはいられません。苦労の挙げ句口説き落とした女性への落胆を鮮やかに語って、光源氏の恋の独り相撲の愚かさを浮かび上がらせる趣向となっています。
  7. 書影画像

    1. 源氏語り五十四帖 第七回 紅葉賀

    2. 価格:1,620円(税込)
    3. 『紅葉賀』巻は光源氏の光り輝く頂点を描きあげた巻です。十八才の光源氏は桐壺帝の父帝の賀を祝って朱雀院で青海波の舞を舞います。その容姿を物語は光るようだ、この世のものとも見えない、ゆゆしく見える、輝くようだと繰り返し最大級の褒めことばで讃えています。物語がこのように光源氏を絶賛するのは、彼が藤壺と犯した密通の結果の皇子がこの巻で誕生することと関係があります。これほど美しい人、この世のものとも思えない人のすることに、世俗の倫理はあてはまらないとつい思ってしまうような、鬼気迫る舞の姿だったのです。源氏物語の中でもっとも華やかで、かつもっとも恐ろしい巻である『紅葉賀』巻の緊迫と昂揚をお楽しみください。
  8. 書影画像

    1. 源氏語り五十四帖 第八回 花宴

    2. 価格:1,620円(税込)
    3. 『花宴』巻は源氏物語の中でもっとも幽艶な巻として知られます。ここには二つの花の宴が描かれます。その一つは桐壺帝主催の桜花の宴、もう一つは右大臣主催の藤花の宴です。退位を決意した桐壺帝主催の桜花の宴で光源氏はまたしても舞を舞って人々を感動させますが、『紅葉賀』の時のような生彩は欠けていました。桐壺帝が退位を決意して、人々が新しい体制に心を向け始めたからです。右大臣主催の藤花の宴はそのような時代の転換を印象づけるものでした。そうした暗い状況の中で、光源氏は東宮に入内が予定されていた右大臣の娘朧月夜との危険な関係に深入りしていきます。
  9. 書影画像

    1. 源氏語り五十四帖 第九回 葵

    2. 価格:1,620円(税込)
    3. 『葵』巻では、桐壺帝は既に退位して、朱雀帝の御世となっています。政治的に不遇をかこつ光源氏は女性たちとの関係も以前のようにうまくゆかなくなります。とりわけ不満を募らせていたのが六条御息所です。誇り高い御息所は軽く扱われることに傷ついていましたが、特に彼女を傷つけたのが光源氏の正妻葵上との車争いでした。葵祭で屈辱的な扱いを受けた御息所は光源氏の子を身籠もった葵上に取りついて離れないもののけとなっていると噂されました。息子夕霧を出産直後の葵上はもののけによって命を落とし、光源氏によって深く追悼されます。哀悼の長い時間が明けた後、光源氏は若紫の少女と密かに結ばれます。

オーディオブックの利用方法

オーディオブックは、このサイトから1つずつ購入して、お手持ちのパソコンやスマートフォンにダウンロードして聞くことができます。

ご利用の手順

  1. ①上のリンクからお好きな作品を選んで、ご利用ください。
    価格は、1作品1,620円(税込)です。
  2. ②初めてのご利用の際には、audiobook.jpへの無料会員登録と、決済方法の登録が必要になります。
    (クレジットカードや、au・docomo・ソフトバンクのキャリア決済が使えます)
    ※登録済の方はそのままお進みください。
  3. ③購入が完了すると、「ライブラリ」から音声をダウンロードできます。
    パソコンの方はダウンロードした音声を再生してお楽しみください。
    スマートフォンをお持ちの方はアプリ「audiobook.jp」をインストールし、サイトに登録したのと同じメールアドレス・パスワードを入力すると、ご購入いただいた作品をお聞きいただけます。

ご不明な点がございましたら、こちらからお問い合わせください。

プロフィール

解説三田村 雅子
みたむら まさこ(国文学者・フェリス女学院大学名誉教授)

解説:三田村雅子さんの写真画像 ©浅野いずみ 早稲田大学卒業。フェリス女学院大学教授、上智大学教授を経て、現在フェリス女学院大学名誉教授。専攻は物語文学、日記文学。NHK教育テレビ『古典への招待』で、長年にわたり講師をつとめ人気を博す。著書:『枕草子 表現の論理』『源氏物語感覚の論理』(有精堂)、『源氏物語 物語空間を読む』(ちくま新書)、『源氏物語絵巻の謎を読み解く』(三谷邦明との共著・角川選書)、『源氏物語を読み解く』(秋山虔との共著・小学館)。1996年より2005年まで、河添房江・松井健児と共に雑誌『源氏研究』(翰林書房)を刊行。『天皇になれなかった皇子のものがたり』(新潮社・とんぼの本)、『記憶の中の源氏物語』(新潮社)。

朗読幸田 弘子
こうだ ひろこ(女優・舞台朗読家)

朗読:幸田弘子さんの写真画像 ©浅野いずみ NHK東京放送劇団に入り、放送・舞台で活躍。主演した三善晃作曲、音楽詩劇「オンディーヌ」で文部大臣賞、イタリア賞受賞。舞台で古典から現代文学作品までの朗読を続け、1977年から毎年「幸田弘子の会」を開催、樋口一葉作品の連続朗読を始め注目される。舞台朗読という新しい分野を確立した功績に対し、1981年、82年、84年と続けて芸術祭優秀賞を受賞。さらに84年度芸術選奨文部大臣賞、95年毎日芸術賞、96年紫綬褒章など数々の賞に輝き、この公演中にも藤村記念歴程賞、旭日小綬章を受章。日経新聞で聞きたい朗読の一位に選ばれている。著書『朗読の楽しみ』(光文社)

配信予定

配信予定画像

CD-Rでの購入について

「源氏語り五十四帖」の音声はCD-Rでもご購入いただけます。
CD-Rでのご購入は、
1セット2公演(CD-R4枚)3,500円(税抜)+送料+代引き手数料
がかかります。尚、定期購入のお申込みの場合は、代引き手数料無料とさせていただきます。

CD-Rでのご購入については、株式会社ジェー・ピーにて実施しておりますので、お電話にてお問い合わせいただけますと幸いです。

【お問い合わせ】フリーダイヤル 0120-366-004受付時間:午前10時~午後5時(月~金) 年末年始を除く 〒104-0045 東京都中央区築地2-11-26 築地MKビル7F 株式会社ジェー・ピー 「源氏語り五十四帖」CD-R係 行