「……さぁ、これはあなたの喉元にも
突きつけられた刃だ。
どうお答えになります!?」
「これが最後の対話になるでしょう。
いや……どうやら、
最後にしなければならないようです。」
※本作は「幸せになる勇気」の第1部~第3部までを、【極上voiceメソッド】レーベルとして、豪華キャストでリメイクしたオーディオブックとなっております。
それはもっと、明るく友好的な訪問になるはずだった……
アドラー心理学に触れ、自らもその思想を実践すべく教師となった青年(CV:細谷佳正)
しかし、幸せに向かって歩み始めたはずの彼を待っていたのは、
新たな苦悩の日々であった……
哲人(CV:井上和彦)との対話から3年。「アドラーを捨てる」という決意を胸に、
青年は再びと彼の書斎を訪ねる。
アドラーの教えは机上の空論であり、現実はもっと複雑なのだと言い放つ青年に対し、
哲人は穏やかに、アドラーの思想の根幹にある『ほんとうの「自立」と「愛」』について語り始める。
哲人は言う。「アドラー心理学ほど、誤解が容易で、理解がむずかしい思想はない。
そして、アドラー心理学を真に理解した人には、『人生における最大の選択』が待っている」と……
こうして再び、そして最後となる、青年と哲人との対話が幕を開いた……
本作『幸せになる勇気』は『嫌われる勇気』の続編にして、
アドラー心理学について学び始めた方に、「では、どう生きるべきか?」という具体的な指針を授ける実践編です。
「アドラー心理学を実践しても、一向に人生が楽にならない」
「褒めてはいけない、叱ってもいけない教育論で接しても、相手が望むように変わってくれない……」
こうした方達の気持ちを代弁するかのように、激しくアドラー心理学を批判する青年に対し、その「誤解」や「ズレ」を、哲人が静かに返答していきます。
前編においては
について主に語っていきます。
名優二人による、熱き対話の行方を楽しみながら、
人の幸福について、人生の目的について、そしてあなたの悩みと喜びの源泉について
今一度ゆっくりと考えてみてください。