あらすじ
サハラ砂漠に不時着した飛行士「ぼく」と、ほんとうのことしか知りたがらない星の王子さまとのふれあいを描いた、永遠の名作。
ぼくと王子さまは互いに語り合い友情を育んでいく中で、本当に大切なことは何なのかに気づいていく。
純粋なこどもらしさや愛について、静かに語りかけてくれる子供から大人まで広く愛され続けてきた作品。
オーディオブックの楽しみ方
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睡眠前など、「目」をいたわりながら読書を楽しむことができます。

翻訳者 内藤 濯(ないとう あろう)について
内藤 濯(1883-1977)。フランス文学者、翻訳家。
1952年6月、児童文学者の石井桃子から濯のもとに1冊の本が持ち込まれた。サン=テグジュペリの『Le Petit Prince(小さな王子)』である。翻訳された本は『星の王子さま』というタイトルで、岩波少年文庫の1冊として出版されることとなった。
翻訳は、原文を1節ずつ濯が読み上げ、それを日本語にしたものを編集者が書き取り、読み上げるという口述筆記で行われた。(内藤初穂『星の王子の影とかたちと』より)「人の声にのった言葉、声のリズムにのった言葉、言葉の音楽性を大事にしていた」といわれる濯。『星の王子さま』が日本の幅広い読者の心をつかんだ背景には、こうした濯の翻訳作法があったのだ。
くまもとの偉人 http://kyouiku.higo.ed.jp/page2022/002/005/page2318.html
作者サン=テグジュペリについて
サン=テグジュペリ(1900-1944)。フランスの作家、操縦士。若い頃から空を飛ぶことに情熱をもちつづけ、兵役で空軍に入隊。のちに民間のパイロットとして活躍する。
飛行士の体験にもとづいて、『夜間飛行』や『人間の大地』等を著し、作家としても成功をおさめた。
戦争を避けてアメリカに亡命し、1943年、さし絵も自分で描いた『星の王子さま』を出版する。
同年、フランス軍に復帰、翌44年コルシカ島沖合いで行方不明となる。
朗読

佐久間レイ
もしかしたら 自分にも起きるかもしれない…と思うとワクワクします。
今夜あたり あなたの街の上に小さな星が輝いて、見た事の無い子供が話しかけてきたら、それはあの王子さまかもしれません。
どうぞ 心で聴いてお楽しみください。
音楽監修、作曲、演奏

佐田詠夢(ELLE)
子どもの頃から星の王子さまは憧れの作品でした。
原作の真心をどうしたら音で伝えられるか悩みましたが、私に出来る精一杯、気持ちを音にしました。
幸せな時間をありがとうございました。
岩波少年文庫ラインナップ

著者名:
ジョーン・G・ロビンソン/著、松野正子/訳時間 :
13時間15分出版社 :
岩波書店出版日 :
2003-07-16製作元 :
オトバンク価格 :
-円
養い親のもとを離れ、海辺の村の老夫婦にあずけられた少女アンナ。アンナは心をかたく閉ざし、誰とも仲良くなろうとはしませんでした。
海辺の古びた屋敷の窓にアンナ同じ年頃の少女の姿を目にします。そして、ある日の晩、屋敷で暮らしているという少女マーニーと出会い二人は親友になります。
しかし、村人は誰もマーニーのことを知らないのでした―。