主人公は、国立署の新米警部である宝生麗子ですが、彼女と事件の話をするうちに真犯人を特定するのは、なんと日本初!?の安楽椅子探偵、執事の影山です。
彼は、いくつもの企業を擁する世界的に有名な「宝生グループ」、宝生家のお嬢様麗子のお抱え運転手です。本当は、プロの探偵か野球選手になりたかったという影山は、謎を解明しない麗子に時に容赦ない暴言を吐きながら、事件の核心に迫っていきます。
本格ものの謎解きを満喫でき、ユーモアたっぷりのふたりの掛け合いが楽しい連作ミステリです。
(小学館HP参照 https://www.shogakukan.co.jp/books/09386280 )
コメント
今回演じさせていただいた、宝生麗子さんはお嬢様であったり警察官であったりと多様な要素があるキャラクターです。また表情がコロコロと変わっているのが思い浮かぶようなとても可愛らしい方でしたので、その繊細な性格のバランスを演じるのが大変でした。影山さんや風祭警部との独特な掛け合いがとても楽しかったので、ぜひ聴いていただけたら嬉しいです。ミステリーの世界を楽しんでくださいね。