「椿山課長の七日間」とは
働き盛りの46歳で突然死した椿山和昭は、家族に別れを告げるために、美女の肉体を借りて七日間だけ“現世”に舞い戻った!そこで初めて知らされる家族の秘密、親子の絆、捧げ尽くす無償の愛、人と人との不思議な縁とは?「死後の世界」を涙と笑いに包んで描き上げて、朝日新聞夕刊連載中から大反響を呼び、「死ぬのが怖くなくなりました」というファンレターが殺到した感動の長編小説!
(朝日新聞出版HP参照)
(朝日新聞出版HP参照)
コメント
大好きな浅田次郎作品のオーディオドラマに出演できて、本当に嬉しく思います。しかも主人公ですよ!!といいつつ、出番はほとんど頭と終わりだけですが・・・(笑)。
この作品は、新聞連載の時になんとなく目にしていて、その後単行本になった時にしっかり読みました。そして今回、収録前に再び読みました。案の定泣きました。浅田作品って、絶対泣いちゃうんですよね。
そしてもう一点。氏の文章はとても読みやすく、するするっと入ってきます。それは同時に、その文章を口に出すときにも全くストレスなく発声できるということ。氏の別の作品を朗読劇の形で演じたことがありますが、その時にも感じたことです。
役者にとっても素敵なそんな作品を、あらためてオーディオドラマとして立ち上げました。皆さんに聴いて頂いて、浅田作品としての素晴らしさをそのまま感じ取ってもらえたら幸いです。