『生きがいについて』神谷美恵子コレクション

いったい私たちの毎日の生活を生きるかいあるように感じさせているものは何であろうか。ひとたび生きがいをうしなったら、どんなふうにしてまた新しい生きがいを見いだすのだろうか ハンセン病によって身体の自由を奪われ、社会からも隔離されて暮らす人々に寄り添ってきた著者が「ひとが生きるということ」「生きがいを感じること」「失った生きがいを取り戻すこと」についての深い考察をつづった一冊。1966年の初版以来、多くのひとを慰め力づけてきた永遠の名著を、半世紀を経て、声優・永吉ユカの朗読でお届けします。 ハンセン病によって身体の自由を奪われ、社会からも隔離されて暮らす人々に寄り添ってきた著者が「ひとが生きるということ」「生きがいを感じること」「失った生きがいを取り戻すこと」についての深い考察をつづった一冊。1966年の初版以来、多くのひとを慰め力づけてきた永遠の名著を、半世紀を経て、声優・永吉ユカの朗読でお届けします。

作品紹介 作品紹介

精神科医として岡山県のハンセン病療養施設・長島愛生園に勤務し、多くの著作をのこした神谷美恵子の代表作。

ハンセン病により身体の自由を奪われ、社会からも隔離され、日々困難な状況の中で生きなくてはならない人々に接していた著者は、同じ極限状況の中にあっても、日々を無駄だと感じ、無意味感に苦しむ人々と、人生に自分なりの意味を見つけ、日々を大切に感じながら暮らす人々とがいることに気づきました。

また、この苦しみや悲しみの中でいかに生きるかという問いは、ハンセン病だけでなく、他の病気に苦しむ人、最愛の人との別れを経験した人、罪を犯した人、自分の人生が無為なものだと感じるすべての人にも当てはまるものだということを見出します。

ひとが生きていくことへの深いいとおしみと、たゆみない思索に支えられた、まさに生きた思想の結晶です。

1966年の初版以来、多くのひとを慰め力づけてきた永遠の名著を、じっくりと、繰り返しお聞きください。
※引用文献、著者略歴・著訳書を資料として添付しています。

生きがいについて(神谷美恵子コレクション)

  • 価格:1,728 円
  • 出版社:みすず書房
  • 著者:神谷美恵子
  • 制作元:オトバンク

朗読 朗読

永吉ユカ

大阪府出身。
主な出演作は、アニメ「TIGER & BUNNY」(幼いバーナビー役、ナターシャ役)、吹き替え「ゲーム・オブ・スローンズ」(ヤーラ・グレイジョイ役)など。オーディオブックでは他に「ホビットの冒険」の朗読を担当。また、「椿山課長の七日間」「終わった人」に出演。
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著者 著者

神谷美恵子

1914年岡山に生まれる。1935年津田英学塾卒、ブリンマー大学・コロンビア大学に留学。1944年東京女子医専卒、同年東京大学医学部精神科入局。1952年大阪大学医学部神経科入局。1957年-72年長島愛生園勤務。
1960年-64年神戸女学院大学教授。1963年-76年津田塾大学教授。医学博士。1979年10月22日歿。
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出版社からのコメント 出版社からのコメント

長い一生の間には、ふと立ちどまって、自分の生きがいは何であろうか、と考えてみたり、自分の存在意義について思い悩んだりすることがあります。誰もが避けてとおれないこの問いに対して、自分だけのかけがえのない答えをもちたいすべての人に向けて、本書は書かれました。半世紀余り前、精神科医の仕事をとおして出会った、らい病患者をはじめ同時代に生きるさまざまな人々の声に耳を傾けることから誕生した本書のことばの数々を、いま、耳を通して受け止め、考えたとき、私たちの心とからだに、何が伝わってくるでしょうか。

目次 目次

    1. はじめに
    2. 1 生きがいということば
    3. 2 生きがいを感じる心
    4. 3 生きがいを求める心
    5. 4 生きがいの対象
    6. 5 生きがいをうばい去るもの
    1. 6 生きがい喪失者の心の世界
    2. 7 新しい生きがいを求めて
    3. 8 新しい生きがいの発見
    4. 9 精神的な生きがい
    5. 10 心の世界の変革
    6. 11 現世へのもどりかた
    7. おわりに